コンセプトって何?メリットは?ブログの「柱」を考えて読者を引き込もう!
あなたは、ブログの目的や提供したいサービスの内容をもう決めていますか?
わたしは、ブログをはじめたとき、「雑記ブログ」だからと方向性を何も決めていませんでした。
「雑記ブログ」だからなんでも書いていいはずなのに、「何を書けばいいかわからない」という状態に頻繁に陥ってしまう。
そこから脱却するために、わたしは「コンセプト」を決めることにしました。
ブログ、SNS、メルマガ、etc…全てのメディアにおいて、コンセプトを決めることで、自分の軸をぶらさずに運営することができます。
今回は、
- コンセプトとは?
- なぜコンセプトが必要なのか
- コンセプトを設定することのメリット
について書きます。
コンセプトとは?
コンセプトという言葉の意味がイマイチわからなかったので、三省堂辞書をのぞいてみました!
【どういう意味?】
全体を貫く「基本的な概念」のことです。
三省堂ワードワイズ・ウェブ
【もう少し詳しく教えて】
コンセプト(concept)は、本来「概念」を表す言葉です。
しかしながら、日本語でコンセプトの語を用いる場合は、「全体を貫く基本的な概念」を表すことが多いようです。
例えば「今度開店するレストランのコンセプトは“近未来”でいこう」と言った場合、レストランの店名・内外装・メニュー・広告などに、近未来的な演出を施そうという意味になります。
三省堂ワードワイズ・ウェブ
イメージはこんな感じ?コンセプト=ブログの柱みたいなもの?
なぎさ
いったい「コンセプト」とは何でしょうか?
それは、「自分が実現したいことの包括的なイメージ」です。
もし実現すれば、大きなインパクトを持つもの。
そんな面白く、ワクワクする「あるべき将来像」であり、自分が本気になり、心の底からコミットできるものです。
木谷哲夫(2012)成功は全てコンセプトから始まる ダイヤモンド社
うーーーん。難しい。
コンセプトは、「自分が本気になれてワクワクできるものにしよう」ってこと?
なぎさ
みんなどんなコンセプトつくってるの?
売れているものや流行っているものは、必ず魅力的なコンセプトを持っています。
わたしが「よく買うもの」や「よく行く場所」はどんなコンセプトを持っているのか調べてみました。
よく買うもの:無印良品の収納用品
無印良品
わたしはムジラーです。
片付けがどうしても苦手なので、無印の収納用品を使ってできるだけ片付けやすくしています。
スタッキングシェルフ、本棚、ポリプロピレン収納ケースなどなど…たくさん持ってます。
なぜ無印かって?
なんかちょうどいいんですよね。
「絶対にこのデザインがいい!」っていう感じではないんです。
「とりあえずこれでいいか(無印なら間違いない!)」
まさにそんな感じ。
そんな無印のコンセプト↓
無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。つまり「が」ではなく「で」なのです。
しかしながら「で」にもレベルがあります。無印良品はこの「で」のレベルをできるだけ高い水準に掲げることを目指します。
…明晰で自信に満ちた「これでいい」を実現すること。それが無印良品のヴィジョンです。
無印良品
なるほどね。
わたし、完全に無印の策略にはまっていたようです!
なぎさ
よく行く場所:スターバックス
スターバックスジャパン
わたし、スタバも大好きなんですよね。
コーヒーがおいしいのかって?
いや、わたしコーヒーは全然飲めなくって、スタバに行ってもココアとか頼んじゃうんですけど。
スタバって、居心地がよくて行きやすいんですよ。
立地もよくて、店内はちょうどいい広さで、適度に音があって。
資格の勉強をするときはいつもスタバでした。友達と待ち合わせするのも絶対スタバ。
そんなスターバックスのコンセプト↓
Third place”(家庭でもなく職場でもない第三の空間)
社会学者のOldenburgが、都市生活において不可欠と指摘したもの。自宅は「第一の場所」。職場は「第二の場所」。「第三の場所」とは、ヨーロッパのパブやカフェのように、人々が交流する空間のことを指します。
どおりでスタバの居心地がよかったわけね
なぎさ
人は商品を見ているようで実はコンセプトを見ている
気づかなかったけれど、どうやらわたしは商品の奥にあるコンセプトをちゃんと見ていたようです。
そして、自分が(知らず知らずのうちに)そのコンセプトに共感していたんですね。
だからこそ、
収納用品なら→無印
カフェなら→スタバ
という思考になっていたんですね。
コンセプトがイチバン大事
コンセプトは今から運営しようとしているメディアのベースとなるものです。
ブログ、SNS、メルマガ、サービス、etc…これら全ては、コンセプトを伝えるための道具にすぎません。
この図のように、わたしたちが運営しているメディアから最終的に伝わるのは「コンセプト」です。
コンセプトに魅力がなかったら
時間をかけて記事を書いても
コピーライティングを駆使してセールスレターを書いても
最新の知識や技術を取り入れた商品を作っても
全て魅力のないものになってしまいます。
コンセプトに魅力がなかったら、誰の共感も得られないし、お客さんを説得することもできません。
逆に、コンセプトがしっかりしていれば、自分のメディアに必要なこととそうでないことがはっきりとわかります。
- 記事の内容
- どのSNSで情報発信するか
- サイトのデザイン
- サービスの形式
- キャッチコピー
etc…
これらも効率良くきめることができます。
コンセプトを決めることがメディアの運営にとってイチバン大事なことなのかも!
なぎさ
さいごに
コンセプトを今まで決めてなかったのですが、なんだかとっても重要なものなんですね!
コンセプト=メディアの柱
魅力あるコンセプトをつくれば、魅力のあるメディア、サービスができる
次回は「どうやって魅力のあるコンセプトを決めるのか」について説明します^^
「5つの質問」を用いて具体的にコンセプトを決めていきましょう!