売れるスキルがない?初心者が商品を作る時に陥りがちな3つの思考

「自分にもサービスって作れるのかな?」
「私には、人に教えられるほどのスキルがない…」
こんな風に悩んでしまうことってありませんか?
商品やサービスがつくってみたくても、自分の強みも分からないし、売れる商品やサービスが作れるとも思えない。
そんな状態からは、一刻もはやく抜け出して、自信をもってサービスを提供したいですよね。
こちらの記事では、初めてサービスを作る時に陥りがちな3つの罠とそれを抜け出す方法について説明します。
自分の自信のなさからくるグダグダ。ここを乗り切って、自分のサービスを売り出しましょう!
なぎさ
初めてサービスを作るときに陥りがちな3つの罠
初めてサービスを作るときに、陥ってしまうのは、次の3つ罠です。
- 自分の内側ばかりを見つめる
- 資格にこだわってしまう
- 一つのスキルを極めようとする
1)自分の内側ばかりを見つめる
どうせなら、自分の好きなことや得意なことを商品やサービスに活かしたいですよね。
「自分の好きなことって何だろう?」
「自分の得意なことって何だろう?」
自分の「好き」や「得意」を仕事にしたいとき、ついつい時間をかけてしまいがちなのが、自己分析です。
確かに、自分の資質を考えながら、相性のいい仕事を見つけるのは大切。
でも、自分の内側ばかりに目を向けてしまうと、肝心の「お客さんのニーズ」を見逃してしまうことにもつながってしまいます。
家の中で自分に向き合っていても、答えは見つからない
長い間、自分の心と向き合い続ける1番のリスクは、時間を無駄にしてしまうことではないでしょうか?私自身、以前「自分はどんな仕事をやってみたいんだろう?」と数ヶ月考え続けるという沼にハマりました。
セミナーに参加したり、実際に在宅起業をしている人の話を聞いたりするけれど、自分にできることがイマイチわからない。何となくやりたいことの方向性はイメージできているのに、具体的なアイディアにはならない。
たまたま挑戦した仕事を好きになることもある
自分探しの沼にハマって、ハマって、ドツボにハマって抜け出せなくなったとき、たまたまメディアの編集の仕事を依頼されました。
メディアの編集なんて、頭の片隅にもなかったわけなんですが、やってみると案外楽しくて。編集の仕事が好きになって、今でも続けています。
こんな風に「やったら、意外と好きだった」っていうのも、結構多いと思うんですよ。お客さんのための仕事をして、喜んでもらえたらやっぱりうれしいですしね!
お客さんのニーズを知ることが一番大切
逆に言えば、自分のやりたいことを突き詰めたとしても、そこにお客さんのニーズがあるとは限りません。
だから、まず自分のやりたいことを考える前に「ニーズを知る」ってことが、一番大切なんじゃないかと思います。
クラウドワークスなどのお仕事マッチングサービスに行くと、「こんな仕事やってくれませんか?」というニーズがたくさん落ちています。その中で、自分ができそうなものに片っ端から挑戦してみるのもいいと思います。
やっていくうちに好きになる仕事もある。悩むより、小さなことから挑戦してみよう!
なぎさ
2)資格にこだわってしまう
自分が今持っている資格を基準にしてサービスを考えてしまうと、なかなかうまくいかないことがあります。
そもそも、その資格で解決できる問題が極端に少なかったり、収入につながりにくい場合も。
「自分が今持っている資格で何ができるか?」
「この資格があったら何ができるか?」
からは一旦離れてみて、「お客さんの抱えている問題は何か?」に向き合ってみると、予想外のサービスが生まれるかもしれません。
今持っている1つの資格から目を離してみれば、99の可能性が広がっているかも!
なぎさ
これから資格をとろうかな?と思っている場合
これから資格をとろうとする場合にも、少し注意です。
たとえば、人気の資格。人気の資格っていうのは、たくさんの人がすぐに取れる資格なので、
- ライバルが多い
- 単価が低くなりやすい
など、思うように収入につながらない場合もあります。
看護師や美容師のように、資格をとらなければなれない職業もありますが、世の中のほとんどの仕事は、資格の有無が問われないものが多いです。
資格を取るために勉強している時間を考えると、その間に仕事を受注して経験値をためた方が、よっぽどスキルアップできるかもしれません。
新たな資格を取ることで、
- あなたの専門性を補強する効果があるのか
- あなたのお客さまの悩みを解決するのに必要不可欠なのか
3)一つのスキルを極めようとする
また、よくあるのが「自分には、人に教えれるほどのスキルがない」と考えて、一つのスキルを極めようとすること。
これもちょっと危険かな?と思います。
「一つのスキルを極める」とは、たとえばあなたが英語講師業をしたい場合「英語を教えるには、TOEIC800点以上とらないとダメだ!」のような感じで、英語を猛勉強してしまうことです。
一口に「英語を教える」と言っても、
- 幼児英語教育
- 受験英語
- トラベル英会話
- 日常英会話
- ビジネス英会話
など、お客さんの状況によってニーズが変わってくるため、必ずしもスキルを極める必要はないと思います。
スキルを極めるリスク
スキルを極めようとする1番のリスクは、時間がかかりすぎることではないでしょうか?
一般的に、「プロ」と見なされるレベルのスキルの習得には1万時間が必要だと言われています。でも、普通の主婦には、そんな時間はないですよね。
また、インターネットの発達により、今の社会の変化って、めちゃめちゃはやいですよね。1つのスキルを極めている途中で、突然そのスキルがつかえなくなったり、ニーズが極端に少なくなることも考えられます。
先ほどの英語講師の例をとってみても、今は優秀な翻訳ツールがどんどん出てきていますし、これから英語講師の需要は、どんどん少なくなってくるかもしれません。
時間をかけてスキルを取得しても、ニーズのないスキルになってしまうかも…というのは常に頭のすみに置いておいた方がいいかもしれませんね。
なぎさ
小さなスキル(付加価値)をかけあわせよう
一つのスキルを極めることよりも大切なのは、小さなスキルを掛け合わせることです。
そもそも、超プロ級のスキルが求められる現場って、実際には少ないのではないでしょうか?今は、小さな「そこそこの」スキルをたくさん持っている人の方が、活躍の場が多いかな、と感じます。
たとえば、Webライター。パソコンで文章を書くのは、大抵の人ができますが、文章を書くスキルに加えてインタビューをするスキルや写真の撮影スキルがあったらどうでしょう?
仕事を依頼する側からすれば、一人の人に複数の仕事をまとめて頼めるので、負担が減りますよね。
また、アクセサリーのハンドメイド作家。アクセサリー作りのスキルに加えて、SNSのスキルや英語のスキルがあったらどうでしょう?
地域のフリマで、ちょこちょこアクセサリーを売るだけだった人も、SNS発信を通して、世界中から商品を受注できるようになり、市場が広がりますよね。
大事なのは、スキルの一つ一つはプロ級でなく「小さなスキル」でいいということです。
たとえば、SNSで使う英語なんて短文&簡単な表現で十分ですしね。ライティングだって、写真撮影だって、常にプロ級の撮影スキルが求められている現場ばかりではないと思います。
さいごに
こちらの記事では、初めてサービスを作る時に陥りがちな3つの罠について説明しました。
- 自分の内側ばかりを見つめる
- 資格にこだわってしまう
- 一つのスキルを極めようとする
\大事なことは下の3つ!/
- お客さんのニーズに耳を傾けてみる
- 実際に、自分ができそうな仕事に小さく挑戦してみる
- 小さなスキルを掛け合わせる
自分のできることの中から、意外なサービスが見つけられるかもしれませんよ!
なぎさ